posted by 森田誠 on 4月 26
以前ご紹介した フレンチブルドッグの「ワカ」くん

おひさしぶりでーす!
フレンチブルドッグの「ワカ」くんは
他の犬に対してものすごい攻撃性を持っており
どの子にも攻撃性から向かっていってしまい
みんなと一緒にすることができませんでした。
今では、誰とでもフレンドリーに
接することができるようになりました。
そんな「ワカ」くん、 森田家のドッグランの中では
みんなと協調性をもって なごやかに過ごせるようになりました。

みんなといっしょ
実は、愛犬家の方々が集まるドッグランにも
行けるようになったんです。
「ワカ」くん、すごく頑張ったんです。
何に頑張ったかというと
攻撃性を捨て、協調することに僕と一緒に頑張りました。
以前、僕のところに来る前の訓練所で
首輪の内側にトゲトゲのついたスパイク首輪で
何度も何度もつるされて人間から攻撃を受けてきていたため
人間に対しても不信感をいだいており
ちょっとしたストレスでも「とにかく自分を守らなければ」というので
犬にも人間にも立ち向かっていっていたのです・・・
必要以上に自分を守るために頑張っていたのですね・・・
もう だいぶリラックスして生活できるようになってきました。

ミニーちゃんってかわいいね・・・
「負けても大丈夫なんだよ」ということを
少しずつ、少しずつ伝えてきました。
ここに一緒に写っている
シェパードの「サンゴ」ちゃんも強い攻撃性を持っており
自分の周りに近づいてくる者、人間にも犬にも襲いかかっていた子です。

「サンゴ」ちゃんと「あずき」ちゃんと

みんながいてもこんな調子おなかを見せて甘えっこの「ワカ」くんです。
posted by 森田誠 on 4月 24
犬と一緒に暮らせる幸せ
以前に外で飼われている犬たちについてお話しましたが
犬は「群れ」で生活する動物なので、
やはり 人と一緒に生活できるのがいちばんだと思います。
むかしは外飼いの犬が多かったけれど
今は一緒に家の中で生活する犬たち、増えましたよね・・・
むかしの「番犬」から、今は「家族の一員」としてかわいがられています。

わたしも家族のひとりでーす!
でも一緒に生活するようになってきたからこそ、また
いろいろな問題が生じてきたことも確かです。
外で飼っていれば人と犬との間に、適度な距離が生じていて
お互いに、自分の感情のテリトリーに入ってこないので
ある意味いい関係といえるのかもしれません。
ところが一緒に生活をするにあたって、
人間社会の都合にそった生活を、
犬たちにも無理やりさせようとして
変なことになっているのです。
犬たちの理解できない方法で
一方的な人間側のエゴで
犬より偉くなろうと、上に立とうとするので
犬として自然界に沿ってありのままで生きている犬たちが
戸惑い、脅え、そして牙をむいてくるのです。
犬たちとの信頼関係が築くことができれば
犬たちが 自ら人間の下についてくるのです。
それが本当の主従関係なのですが・・・・
どうも勘違いをされていらっしゃる方が
同業者も含めたくさんいらっしゃいます・・・・・・

毎日がしあわせ!
犬たちも、私たち人間も
穏やかでいつもにこにこした毎日を送りたいものです。
posted by 森田誠 on 4月 23
一枚のフリスビーで
今日も公園で遊んできましたよ~
チワワの「ウーロン」と
カニヘンダックスの「ミニー」と
チワワの「おはぎ」と
ミニュチュアダックスの「モカ」の ちびっこ軍団が
4月に小学一年生になったばかりの
ピカピカの一年生たちと遊んでいる間
おっきな子たちは1枚のフリスビーで
なかよく、なかよく走りまわりました。

みんなドロドロ・・・・
シェパードの「サンゴちゃん」とブルドッグの「クー」と
ラブラドールレトリバーの「あずき」です。
いっぱい走り回ってみんな酸素、酸素・・・と
今度は要求の自我ですね・・・
勝手なもんです。
posted by 森田誠 on 4月 22
雑草だらけになってしまった庭を
何とかしなくては!ということで
今日、家族、スタッフ総出で
犬たちが見守る中
雑草とりをしました。

みんながんばって!
せっかくの芝生も
あふれかえった雑草に栄養を全部とられてしまい
緑色はどこへやら、カサカサになって枯れかけています。
植木たちもチェーンソーでバンバン切り落とし
せっせと雑草をとり、芝を刈ってとりあえず・・・・

とりあえず、きれいになりました・・・・?
狭いですけど、ここが我が家のいこいの場です。
庭でくつろぐ我が家の犬たちです。






気持ちがいいのでヨガをやってみました・・
posted by 森田誠 on 4月 21
「ラブ」ちゃんの卒業
ラブラドールレトリバーの「ラブ」ちゃんがおととい卒業しました。

「ラブ」ちゃんと「サンゴ」ちゃん
「ラブ」ちゃんは非常に支配性や狩猟本能が強い女の子で
叱られたことがわからず飼い主さんの腕に牙を入れて
大けがを負わせてしまいはるばる佐渡島からやってきたのでした。
もう一人のシェパードの「サンゴ」ちゃんは
とても神経質で防衛本能の強い女の子。
自分の周りに来る人や犬に対して
攻撃をして咬みついていってしまいます。
ラブちゃんもサンゴちゃんも
もう人や犬に咬みついたりすることはありません。
ドッグランでも どの子とも仲良く協調性をもって
接せられるようになりました。
ふたりはなかよし!
このふたり、同じ頃にやってきたんです。
最初のころは一緒にすることができませんでしたが
お互いが服従性になってからは本当になかよしで
いつもお部屋では いつもいっしょにくっついていました。

ふたりはなかよし
いよいよ出発の時
「ラブ」ちゃんと「サンゴ」ちゃんとのお別れの時間もせまってきました。

「げんきでね。またどこかで会おうね・・・」
「サンゴ」ちゃんもゴールデンウイーク明けには卒業していきます。
それぞれちがう地域のふたりがここで出会って
お互いがお互いを尊重しあえる服従性豊かな
誰からも愛される子になりました。
そしてまた、それぞれの飼い主様のあたたかい胸の中へ帰っていくのです。

「ラブ」ちゃんと飼い主様との練習は ばっちり!でした。
以前とは別人の「ラブちゃん」をいとおしそうに見つめる飼い主様を見て
訓練士になってよかった!
こんなにもラブちゃんを愛している飼い主様の
満ち足りた表情を拝見することができて
家内も僕も幸せな気持ちでいっぱいになりました。
これからも たくさんの愛すべき犬たちと飼い主様のために
できる限り がんばります!