posted by 森田誠 on 3月 31

老犬介護

ラブラドールのあずきは13歳と6ヶ月になりました。
6年前に発症した肉芽腫性髄膜脳炎(GME)を克服し
私たち家族と楽しく暮らしていましたが
2年ほど前に神経の病気で
歩けなくなり、立てなくなり。。。
今では横になったまま、寝たきりになっています。

それでも、半年前くらいまでは、
立てなくても伏せの状態を保つことができ、
頭もあげてキョロキョロと家の中を見渡すこともできたのですが
今はそれもできず、コロンと倒れてしまいます。

そんなあずきを介護しながら
もう2年以上になります。

おトイレのことやごはんのことなど
今までとは違って大変なことなどこれから書いていきたいと思います。

おトイレをさせるとき

歩けなくなったとき、最初のころは困りました。
トイレの時間に中庭のトイレ場、もしくは外でさせていたので
ペットシーツの上でトイレをする、という
トイレのしつけ、習慣がまるでなかったからです。
それも動けなくなっていたので、
寝ている布団の上でペットシーツにしてくれないと困ってしまいます。

布団=寝床ではいっさいトイレをしない、というトイレのしつけ、
習慣が強いため、
寝床ではしてはいけない、と思い込んでいるので
今日からはここでトイレをしていいのよ、といっても、
かたくなに我慢をしてしまって。

最初はあずきを抱え、人工芝の敷いてあるトイレ場まで連れていってさせたり、
あずきの布団のすぐ横に、人工芝を敷いてさせたり、
いろいろとやってきましたが、今では、
あずきにまたがり、
布団の上に寝ているあずきのお腹あたりに手を入れて
上に5センチほど持ち上げて、「シーシー」と言うとおしっこをしてくれます。
その際、抱えた手で膀胱を押してあげるとスムーズにおトイレができます。

その場所でトイレをしてくれるのはこちらとしてはとても助かります。
あずきが我が家に来たころから、トイレをさせるのに
「シーシー」の声がけにするというしつけをやってきているので
その声がけでトイレができる、という信頼関係が
あずきとの間にはできています。

ただ、おしっこをがまんしている時は、すぐにしてくれますが
おしっこが出るまでにちょっと時間がかかったりすると
じっとそのままの体制で待つのですが、
何が大変って。。。重いのです。

やはり大型犬は体重があるので、トイレをさせたり、移動させたりが
本当に大変ですね。。。

すべての大型犬が歩けなくなるという訳ではないけれど
(近所のラブラドールのクロちゃんは、あずきと同じ13歳ですが
まだお散歩をしています。)
老犬になって歩けなくなったときのことも考えて、
トイレシーツでのトイレのしつけも
できるようにしておけばよかったかな。。。と。

大型犬は大きくて立派だけど、寝たきりになったときのことも
考えておいたほうがよいな。。。と思います。

by 森田雅子

 

posted by 森田誠 on 4月 18

柴犬のぽん太復活

柴犬の老犬ぽん太。
先月より立てなくなりました。
トイレに出た時、くるくる、くるくると左に回ってバタン。。。
そのまま寝たきりに。

一週間以上もごはんも水も飲めず、
ほんとにもう、これで最後なのかと。。。

それでも脱水にならないよう、点滴をしたり
栄養のあるミルクを飲ませたりして
諦めず頑張ったかいあって。

2、3日前からようやく立って少し歩けるようになってきましたよ。
歩けるといってもよろよろとほんの少しですが。。。
少し歩くと前足から砕け落ちます。。。。
そしてそのままスヤスヤ。。。。
気持ちよさそうに眠りにつきます。

よっこらしょ、と抱えてサークルに戻しますが
もうかなり、痴呆も進んでいて、夜中に吠えまくったり。
ああ、老犬なんだな、いよいよ老犬介護のはじまりです。

そのたびに起きてぽんちゃんをなだめたり、
ちょっと寝不足気味だけど
今では体を支えてあげながらごはんも食べれるようになってきたし
水も飲めるまでに回復してきました。

これで一安心。。。
ほっとした空気に包まれまてます。。。

ぽんちゃん、がんばったね、ありがとう。。。

by 森田雅子