Archive for 10月, 2012

posted by 森田誠 on 10月 10

我が家の庭にもぐら!?

庭が掘りかえされたような、
土がもりあがったものがひんぱんにあらわれたのは
今年に入ってから。
何だろう?

となりのおじさんは「こりゃ、もぐらだべ」というけれど
もりあがった土を何度踏んで固めてもまた違うところが掘りかえされていて。。。
そんなこんなやっているうちに
どんどん庭に穴っぽこが増えてきてとうとうこの夏。

芝も生えていい感じになってきたお気に入りの庭を
せっせ、せっせと掘ってくれるもんだから買ってきました、「モグレス」。
もぐらのきらいな匂いを庭にまいて
この庭からお引き取り願おうというわけです。
ほんとうはネズミ捕りのような、パチン!!とはさんで
捕える器具のほうが、効果があると言われたんですが
さすがに主人も私も「それだけは避けたい」という思いで
この「モグレス」に賭けました。

毎日のように1箱、2箱まいても相変わらずボコボコの庭。
他の方法を考えないとだめかな、と思いながら
主人が掘り返された土を見ていたら
土がごそごそ動きだして、もぐらがひょこっと頭を出したんだそうです。
思わず両手で 「ぐわっ」 とつかんで。。。

「まこちゃ~ん! もぐらつかまえた~!!」
お見事!!!

森田誠、もぐらを捕まえました!!

森田誠、もぐらを捕まえました!!

私、こんなに近くで見たのは初めてで。
こんな顔してるんだ、とか
けっこう、毛がはえてるんだね、とか
手もこんなに大きいんだ、とか
想像していたよりもすっごくかわいらしくて
見れば見るほど、大好きになりました。
すっごくラブリ~。

このもぐらさんには
二度と来ないでね、と お願いをして
むこうのむこうの、茶畑のそばの空き地に放しました。

しばらくじっと動かなかったもぐらさん。
すぐに土の中に消えちゃいました。。。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 10月 4

ラブラドールのあずきと海で泳いだ日。
この日は泳ぎに行ったわけではなく地方での移動の途中で
たまたま時間がちょっとだけあったのと
たまたまそこに海があったから。。。なのです。

なので主人も私も水着は持ってきてないし、
あずきのライフジャケットも家の押し入れの中。
なぜかチワワのおはぎのライフジャケットだけは
車にのっていたけれど。

店じまいで片づけ中の海の家のおじさんが
「水でよければシャワー使ってもいいよ。」といってくれたので
じゃあ、泳いじゃう!?

とにかくあずきが海を前にうれしそうで、うれしそうで。。。
だ~れもいない海を見ながら
「ね、トランクスでいいよね、私はGパンはさみで切っちゃお!」
はいていたGパンをはさみでジョキジョキ、ショートパンツとTシャツで。

チワワのおはぎはライフジャケットで泳ぐもすぐにリタイヤ。
泳ぐのは苦手のようです。
あずきはラブラドールらしく泳ぐのはとっても上手。
30分くらいだったけれど、すっごく気持ちよかった~。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 10月 2

夏のはじめのころのことですが。。。
トレーニング場にいた主人の前を女の人が歩いていき
そのすぐ後ろにはちっちゃな、ちっちゃな仔猫がついていたそうです。

私はホームページなどを管理してくださっている
Mさんとと一緒に部屋でパソコンをいじっていました。
外でなにか大きな声や車が急に止まる音。。。
しばらくして「まこちゃ~ん!」
主人に呼ばれ外に出てみると。。。
主人がちっちゃな仔猫をだっこしていました。
主人はちょっと興奮にして
「鬼だよ、鬼!!車にひかれるの待ってるんだよ。」

なんでもその女のひと。
主人の前を通り過ぎていき、数メートル先の道路の真ん中で止まったそうです。
そして自分だけ急いで道路の端に寄る。。。
自分の足元には仔猫がついてきているのにです。
仔猫だけを道路の真ん中に残して。
すると仔猫はまた、女のひとのもとに来る。
そしてまた、道路の真ん中に連れていく。。。
車が走っている道路を何度も何度も繰り返していたそうです。
その間、運転手が仔猫に気付き、何度も車が止まったりして。

ついに主人が怒鳴りました。
「そんなことやってたらひかれちゃうよ!!」と。。。
「お宅の猫なんじゃないの?!」
すると、その女のひと、「ちがうんです、ついてきちゃって。。。。」と
すたすた逃げていってしまった、というんです。

何とも信じられないような光景に主人はカンカン。
「猫がひかれるのをじーっと見て待ってるなんて、なんてやつだ!」
主人の怒りはなかなかおさまりませんでした。。。。。。。。

それでも、あばれる仔猫ちゃんをやっとこさダンボールに保護して、
さて、どうしよう。

ふと横を見ると、パソコン管理のMさんが。

「たしかMさんのとこ、ネコちゃんいたよね。。。」
主人と私の暑い視線にMさん、
「。。。はい、私がなんとかします。。。。」

「そうですか!?ありがとうございます!!」
。。。というわけで
偶然にもその日いらしていたMさんのおかげで
今では「にこ」ちゃんという名前をもらって
殺されそうだったあの仔猫ちゃんはMさんの家で幸せに幸せに暮らしています。

ちなみに「にこ」ちゃんというのは
野良で拾われて両親がいないけれど、
これからは「にこにこ」と笑って生きられますように、
いつもいつも「にこにこ」して一緒に暮してこうね、
という願いが込められているそうです。

Mさんってほんと、いい人だわ~。
ありがと。

by 森田雅子