Archive for 1月 5th, 2009

posted by 森田誠 on 1月 5

第2次世界大戦のとき、
ドイツのヒトラーは優秀なユダヤ人を恐れ、
だましてガス室に閉じ込めて、
数えきれない命を奪いました。
ヒトラーの思い通りにならない命は
だましてでも、排除するという
非常に、非人道的な思想は
世界中で非難されていることは
歴史上、みなさんもご存知の通りと思います。

今日現在も、全国のどこかの保健所で、
同じようにガス室で殺されている
人間と同じ感情を持つ犬たちが
何頭、いるのでしょうか?

犬だからといって、こういうことが許されるのだろうか?
こういう現実をなくすことができないのだろうか?

毎年、年間40万頭~60万頭の犬が
保険所で殺されています。

 

今日、自分の犬にかまれ、大けがを負わされ、
何針も縫った方からのご相談がありました。
犬の年齢は、まだ、生後8ヶ月の女の子。
人間の子供でいえば、
小学校4~5年生というところです。

お話をお伺いすると、
「仕事をしてるから、いそがしいから、
お散歩も1日1回、ほんのちょっとしか連れて行かない。」
「その他は、庭先に短い鎖につなぎっぱなし」
それでいて、
「問題行動ばかり起こして困る」と・・・・

そして、しつけと称して
たたいたり、マズルコントロールをしたり、
ホールドスチールなど押さえつけたりして
叱った結果、わずか半年くらいから
本気で飼い主さんに咬みつき、
大けがを負わせるようになってしまったと。
それをなんとか、なおしたいというご相談でした。

感情ある犬を、育てる管理上に
まず、大きな問題があったので
その、改善からお話しさせていただいたところ
「忙しいから、そんなことはできない、
散歩の時間を増やすことはできない」など、
犬を虐待する管理で、都合のいいときだけ
いい子でいてくれという、ご要望でした。
そして、
「保険所に連れて行くことを考えている」
という、飼い主さんの言葉に、
ヒトラーと同じような人格の人が
世の中にはいるんだ・・・と
心が非常に痛みました。

毎年、数十万頭のたくさんの犬が
殺されていく、その背景には
人間の身勝手な、醜いエゴがあることを
みなさんはどう、思われますか?

犬の幸せ、人の幸せ、命の尊さを
もう一度、改めて考えさせられた
ご相談でした・・・・