posted by 森田誠 on 1月 5

第2次世界大戦のとき、
ドイツのヒトラーは優秀なユダヤ人を恐れ、
だましてガス室に閉じ込めて、
数えきれない命を奪いました。
ヒトラーの思い通りにならない命は
だましてでも、排除するという
非常に、非人道的な思想は
世界中で非難されていることは
歴史上、みなさんもご存知の通りと思います。

今日現在も、全国のどこかの保健所で、
同じようにガス室で殺されている
人間と同じ感情を持つ犬たちが
何頭、いるのでしょうか?

犬だからといって、こういうことが許されるのだろうか?
こういう現実をなくすことができないのだろうか?

毎年、年間40万頭~60万頭の犬が
保険所で殺されています。

 

今日、自分の犬にかまれ、大けがを負わされ、
何針も縫った方からのご相談がありました。
犬の年齢は、まだ、生後8ヶ月の女の子。
人間の子供でいえば、
小学校4~5年生というところです。

お話をお伺いすると、
「仕事をしてるから、いそがしいから、
お散歩も1日1回、ほんのちょっとしか連れて行かない。」
「その他は、庭先に短い鎖につなぎっぱなし」
それでいて、
「問題行動ばかり起こして困る」と・・・・

そして、しつけと称して
たたいたり、マズルコントロールをしたり、
ホールドスチールなど押さえつけたりして
叱った結果、わずか半年くらいから
本気で飼い主さんに咬みつき、
大けがを負わせるようになってしまったと。
それをなんとか、なおしたいというご相談でした。

感情ある犬を、育てる管理上に
まず、大きな問題があったので
その、改善からお話しさせていただいたところ
「忙しいから、そんなことはできない、
散歩の時間を増やすことはできない」など、
犬を虐待する管理で、都合のいいときだけ
いい子でいてくれという、ご要望でした。
そして、
「保険所に連れて行くことを考えている」
という、飼い主さんの言葉に、
ヒトラーと同じような人格の人が
世の中にはいるんだ・・・と
心が非常に痛みました。

毎年、数十万頭のたくさんの犬が
殺されていく、その背景には
人間の身勝手な、醜いエゴがあることを
みなさんはどう、思われますか?

犬の幸せ、人の幸せ、命の尊さを
もう一度、改めて考えさせられた
ご相談でした・・・・

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8 Comments to “命の尊さについて”

  1. cherryばあちゃんの母 Says:

    本当に哀しいことですが、このような飼い主は少なくないようですね・・・
    殺処分される犬たちのほぼ半分は飼い主自身によって持ち込まれるという事実を知った時にはずい分ショックを受けました。
    CMなどを見たり、おしゃれに連れて歩いているのを見たりしてかわいい~と安易に購入したものの、実際は自分の都合のいいことばかりではなかったという感じでしょうか。
    “飼う”時点で何らかのチェック機能を設けるなり何なりできないものでしょうか?
    あまりにも簡単に飼えることもどうかと思っています。
    もちろん、飼い主の意識の問題が一番で、規制等で解決できることではありませんが。

  2. テキィーラT4 Says:

    今、うちの子の寝姿をみながらコメント書いてます
    こんなこと絶対に許せない、なぜ・どーして、はらわた煮えくり返りそう
    つい2・3日前にも、似たような、可愛そうなわんこの話を、耳にしました
    どーにか出来るなら、どーにかしてあげたい でも何もしてあげられない
    それがとても、くやしいです
    私が、うちの子に100%できてるかと言えば、できてないかも
    しつけだって、ちゃんとできてるかと言えば、まだまだです
    でも、この子をしっかり受け止め、受け入れるようにしてます
    なにより、この子が居るだけで、とても幸せです
    犬達は、僕達にいろいろな、幸せをくれます、いろんなことを教えてくれます、
    そんな愛すべき友、犬だと思います
    人間も犬も、命の尊さは一緒だと思います
    こんなこと、あってはいけない・・具体的にどーしたら良いのか解りませんが
    こんなの絶対ゆるせない うまく言えないですけど、
    これから犬を飼うことを考えてる人は、こう言う事、もう1度考えてもらいたいです

  3. punchimama Says:

    犬の行動は飼い主次第ですよね。

    昨年、家の近所で同じ事がありました。

    ペットショップのウィンドーに居た期間が長かったらしく、子犬期に他の子との

    触れ合いが無くて咬む力加減が判らなかったと思います。

    で、飼い主さんも犬の扱い方が解らずに何針も縫う怪我をして

    結局、保健所へ・・・。

    事後報告だったので 「保健所へ行く前に私が引き取っていれば・・・」

    と悔やんでいます。

    飼う人間に一番責任がありますが、ペットショップの販売の仕方にも

    多大な責任があると思います。

  4. ponkichi Says:

    ただ犬が好きという私は、不運な犬を一匹でも救えれば…との軽い思いで
    愛護団体から約一歳のオス柴を引き取らせてもらいましたが、
    縫わなければならないほど噛まれたり、他人にも怪我をさせてしまったりで、
    里親という責任の重さを思い知らされました。森田さんのマニュアルに出会い
    「育む」ことの大切さを知って半年(現在ワンコは3歳)、
    ワンコと暮らす豊かさを少しずつ感じているこの頃ですが、無知人にとってこの差
    紙一重かもしれません。犬を「飼う」つもりなら「買う」べきではないんですねー。
    今回の相談者はあまりに身勝手ですが、「保健所に連れて行く」ことは避けたい
    からこそ森田さんに相談されたのではないでしょうか。
    犬という「命」を売買するショップやお客の意識を変えることは出来ませんが、
    森田さんのお考えは多くの不幸な犬と飼い主を救っていると思います。
    私たちも躾を頑張りますので森田さんも頑張ってくださいね!

  5. メグミ Says:

    犬を飼って1年が過ぎました。
    知らない人、犬を連れていなかったら、ただ通り過ぎていたであろう人たちと話す機会が増え、他の人が連れている犬が気になったり、図書館に行っても犬の本が、目につくようになったり・・・・そんな時、手にしたのが「犬たちのレクイエム」
    保健所に収容された犬の写真の本です。処分される犬が無くなることを願って作られた本。
    保険所に来るほとんどの子が、首輪をしていること、
    収容されて3日後には、処分。飼い主が持ち込んだ犬は、当日にも処分されること、安楽死ではなく、犬たちは苦しみながら死んでいくことを知りました。
    「大きくなりすぎたから」、「10年一緒にいた、この子の最後をみとるのが辛いから」、そんな理由で置いていく人がいる。
    おかしいですよね。
    図書館で泣きながら見て、借りて来て子供にも見せました。
    写真の子たちはもういなく・・・・毎日、繰り返されている・・・

    去年の11月、ホームセンターにドッグフードを買いに行き、その中のペットショップに、6月生まれのパピヨンがいました。3回目の予防接種も終わり、散歩に出れるのにその子はガラスケースの中。
    12月に行っても、その子はまだいて・・・・もう半年もガラスの中と思うと、かわいそうで、ウチで飼ってあげたかったけど、今いる子のしつけができていなく、経済的にも無理。このまま売れなかったら、保健所や繁殖所に送られるのかなと・・・
    どうかクリスマスにどこかの家の子になれますようにと、願うことしかできませんでした。
    そして今日、夫と子供が買い物に行ったとき、あのパピヨンはいなかったそうです。どうか、幸せにくらしていますように・・・本当に大事にしてくれる人の所でありますように・・・・

    今、ウチにいる子が幸せになれるように、頑張ります。主従関係がちゃんときずけるように・・・一緒に暮らすようになり、私は小さな幸せを沢山見つけることができたのですが、ウチの犬は安心できていないようなので。

  6. sasukemama Says:

    私は実は5頭のワンコと暮らしていますが、ワンコを飼い始めた頃はワンコに対しての知識がまるっきりなくて、ワンコは教えなくても飼い主の言うことを聞いてくれるものだと思っていました。

    ワンコはトイレもすぐ覚えてくれるものだと思っていたので、何度教えても覚えてくれないことに苛立ち何度も体罰を繰り返していました。
    そしてとんでもない過ちを犯してしまったのです。

    ワンコを投げつけてしまったのです。

    ワンコの前足を折ってしまいました。

    動物病院では手に負えない状態で、切断しかないかもしれないと言われました。私は頭の中がパニックになり、「私はなんてことをしてしまったの?私はどうしたらいいの?」親や友達、恋人、いろんな人に泣きながら電話をしたのを、今日のことのように覚えています。
    急きょ大学病院での大手術をしました。
    切断はまのがれましたが、後遺症でびっこをひくことになってしまったのです。

    それでもワンコは私が面会に行くと、しっぽをちぎれんばかりに振って甘え、帰ろうとすると泣くのです。

    私はこの子を一生をかけて、私がママで良かったと思ってもらえないかもしれないけど、そう思ってもらえるようになろうと、その時から犬という動物について、真剣に勉強しました。

    それ以降にうちに来たワンコ達と以前のワンコは明らかに違うのは、嫌々言うことをきいているのと、喜んでいうことをきいているの差がはっきりしているのです。

    自分が変われば、ワンコも変わる。増してや森田さんのしつけを実践したら、さらにレベルアップして、本当に犬と暮らすことが楽しくなりました。

    よく、散歩していると「5頭もいて大変じゃないですか?うちなんか1頭でも大変ですよ。」と話しかけられます。
    大変でないというのはうそになりますが、それ以上に私にとっては我が子のように可愛いくて、親バカですがどの子も本当にお利口で、目に入れても痛くないんです。

    それまでの私が無責任な飼い主だったように、ワンコを知らないことは自分にとってもワンコにとっても不幸ですね。

    ワンコを売る側は本当に買う人にいい事ばかりではなく、正しいしつけをしっかり教え、それこそ自動車免許ではないですが、飼い主免許を取得出来た人だけが飼えるようにするとかした方がいいんではないでしょうか。

  7. uppimama Says:

    命の尊さについてを読んで、本当に心が痛みます。

    どうか森田先生とのお話が、今回のご相談者に少しでも伝わっていることを心から祈るばかりです。

    私と愛犬が生活を共にするようになって、8年が経ちます。
    愛犬が私や母に本気で噛み付くようになったのは、2歳を過ぎた頃からでした。
    母は数針縫う大怪我をしました。

    原因は、本に書いてあった『マズルコントロール』をし続けたことによるものでした。

    犬が問題行動を起こす原因の大半は、飼い主自身にあるのではないかと日々考えさせられます。

    噛まれて激痛と流血した手を見て、ふと思ったことは・・・
    青くなって血がにじんだこの手は、愛犬の抱えている心の痛みそのものではないかと。あたかも私だけが被害者のように思っていたけれど、本当の被害者は不安やストレスを抱えたままになっている犬達のほうではないかと考えるようになりました。

    つい結果ばかり見てしまいがちですが、そこに至るまでの経過も必ずあるはずなんですよね。

    犬のことをもっとよく知り、私たちに問題がなかったかを見つけることから始めて、愛犬の心の痛みをぬぐうには、どうしたらいいのかと試行錯誤して辿り着いたのが、森田先生のマニュアルでした。

    何かを変えたいと思ったら、まず自分が変わらなくては何も変わらないと思います。

    愛犬との躾の二人三脚は、まだまだ初段階のヨチヨチ歩きで、なかなか前に進みませんが、あきらめさえしなければ目標達成への道は続いていくと信じています。

    今では愛犬は飼い主である私をうつしだす鏡です。
    私が変われば犬も変わること、信頼関係を築けば心を開いてくれること。

    だからこそ、問題行動を起こした犬だけが何らかの罰を受けなくてはならないのは、とても理不尽なことだと私は思います。

  8. リー助 Says:

    遅ればせながらコメントさせていただきます。
    ショップに売られている犬たちはどうでしょう?
    小さい時に運が良ければその子は飼い主に恵まれ買われて行きます。
    でもうれなくて大きくなってしまってセールまでしても
    売れ残った子達。。。
    そういう子達はいっぱいいますよね。
    私の職場の近くに有名なペットショップがあります。
    小さいかわいい犬たちが並んで売られています。
    が、だんだん大きくなってセールされて
    ある時一斉に、ショウケースの中には
    新しい小さな子犬に変わっているんです。
    ペットブームの裏の世界。。
    売れ残ったあの子達に待ってるのは死です。。
    私は前からそんなことを思ってると
    ペットショップの子犬たちを見ることが出来なくなりました。
    家に今年の夏にお迎えした雑種のリーは保健所の里犬としてきました。
    ペットショップの売れ残りの商品の犬たち一匹でも助かることを
    願います。
    そしてペット業界の人達も
    売れ残った子達の処分について
    何か対策を考えていただきたいとも願います。