posted by 森田誠 on 11月 4
この前の連休に、家の近くのドッグランに行ってきました。
お天気がよかったせいか、小型犬のエリアも、大型犬のエリアも
本当にたくさんの方たちが、わんちゃんを連れていらしていて
にぎやかで、みなさん、とっても楽しそうでした!
僕はしつけをかねて、ラブラドール、シェパード、チワワの
社会化をさせにいったんですけど、
最初は、他の犬たちに慣れさるため、金網の外で
防衛本能を消すために、おやつをあげたりしていました。
臆病だったり、神経質な子は、いきなりたくさんの犬たちの中に
入れてしまうのではなく、外側で慣れさせてあげたり、
「怖い」という気持ちから、防衛本能になってしまうのを
おやつなどで、緩和してあげます。
ただ、社会化を進めるのには、おやつはとても効果的ですが
おやつやおもちゃでつって、何かを教えるのは
狩猟本能が発達し、問題行動を起こすようになってしまいますので
注意してくださいね。
この日は、ドッグランの中の方たちのマナーもよく
犬たちもひどい支配性行動をしている子もいなかったので
中に入りました。
ビーグル、ドーベルマン、柴犬、ラブラドール、ローデシアンリッチバーグ
トイプードル、フレンチブル、ミニチュアダックスフント、キャバリア、チワワ
など、たくさんのお友達の中で、和やかなひとときを過ごしました。
posted by 森田誠 on 10月 29
しつけがうまくいかない訳
犬のしつけで、うまくいかないのには訳があるのです。
その訳とは何かというと、犬をしつけようと 思うからなのです。
つまり、人間のエゴを押し付けるからなんですね。
しつけようと思わないで、良い心理を育てようと思えば
犬に命令する必要もないし、リードなんていらないし・・・・
うそじゃないですよ。
僕の犬のしつけ教室のホームページにある動画を見ていただければ
分かると思いますけど、犬に命令していません。
犬に命令していないのに、よくいうことききます。
私の育て上げる犬を知らない方は、
ぜひ一度見ていただければ、、嬉しく思います。
動画を見られた方を前提にお話しますね。
三大原則 その1
命令もいらないし、人との生活で困らない心理を育てるには
三大原則があります。
今日は三大原則のひとつをお話します。
犬たちは、人間と同じ感情をもっています。
その犬の感情を、大きな愛情でスキンシップを通して
一日に何度も受け止め、感情のニーズを
満たしてあげることが大切です。
そう接してあげることによって感情が満たされ、
人の愛情に従いたいというベースができるのです。
つまり、犬のほうで従いたいと思ってきているので
簡単に、言うことが聞けるのです。
犬の世話をすることや、犬を喜ばせることが愛情だと
勘違いしている愛犬家が非常に多いようですが、
世話をするのは当たり前で、感情をちゃんと受け止めることが
愛情なのではないでしょうか?
そういった接し方をしないで、困る行動を叱るから
しつけがうまくいかないのです。
児童心理にもあるように、こどもの世話を一生懸命して
よくないところを叱る、叱る、叱る・・・をして育てると
100パーセント 自己表現できない子になるか、
はねてぐれるか、どちらかにしかなりません。
いい子になんか育たないですよ。
そういう親に限って、できの悪い子を子供のせいにするんです。
感情論の世界で、子供の感情を受け止め、抱きしめて育てると
とっても素直な心理が育ちます。
そういったベースの中で、よくないところをちょっと注意するだけで
驚くほど素直にいうことをきくのです。
犬のしつけや、心の育成も同じです。
犬の感情を、人の愛情でたくさん受け止めてあげていると
ちょっと注意しただけで、とっても従順にいうことをききます。
感情論の世界で、「叱られること」 に信頼関係ができないことを
知ってほしいのです。
人も犬も受け止められる愛情に、素直さや従順さが育まれ、
信頼関係が築かれるのです。
つまり、犬の感情を人の大きな愛情で受け止めることによって
犬のしつけは超、簡単になるのです。
三大原則のひとつ 「犬の感情を 大きな愛情で受け止めろ」
二つめは次回、お話いたします。
posted by 森田誠 on 10月 28
今日、フレンチブルの
「WAKA」くん
5歳の男の子が
森田のところに、やってきました。
「WAKA」くんは、今日が
5歳のお誕生日だそうです。
おめでとう!!!
「WAKA」くんは、もう一人、フレンチブルの「TONO」くんと
飼い主様ご夫婦と、暮らしています。
でも今日から大好きな飼い主様と離れて、森田との生活がはじまります。
それはなぜかと言うと、「WAKA」くんは非常に攻撃性があるからです。
大好きな飼い主様のことも、咬みついてしまう事があるからです。
それから、他の犬たちとも協調性が持てないからです。
この「WAKA」くんは以前、警察犬の訓練所のしつけ教室に通われ、
最初はおやつのしつけでしたが、狩猟本能が強くなってしまい、
言うことが聞きにくくなったら今度は、とげとげのついたスパイク首輪で
ガンガン締め上げる訓練になってしまったそうです。
それでもだめだったので、預けなさいと 、薦められたそうですが、
飼い主様が、「これは、何か違う!」と 思われて断ったそうです。
そのため、他の犬たちにも攻撃性を示し人間不信なところも出て
飼い主様自身も何度か咬まれてしまい
僕のところに、相談に来られました。
「WAKA」くんが、飼い主様のもとで、
穏やかな気持ちで 生活していけるように
これから、一緒に「WAKA」くんの 心理を育んでいきたいと思います。
「WAKA」くんの心の中で、何が起きているのか
またご紹介していきたいと思っています。
とりあえず、今日は新しい環境で、落ち着けるようになりました。