posted by 森田誠 on 12月 30

とってもやんちゃなレークランドテリアの「ジェイク」くん

「ジェイク」くんは福島県からやってきました。

 

レークランドテリアのジェイクくん

レークランドテリアのジェイクくん

 

まだ、3カ月の男の子ですが
飼い主さまはもう、すでに、だっこをすることができません。

抱っこをすると、それはそれはものすごい甘がみで
とにかくじっとしていません。
甘がみというよりは、手や洋服や、ありとあらゆるものに
かぶりついてくるという感じです。
かぶりついて、最後に歯をグイっと入れてくるので
痛い、痛い。
サークルからの「出して、出して」の要求も
半端じゃありませんでした。

今、このやんちゃなモンスターちゃんをなんとか
服従性の方向に 心理を向けておかなければ
後からでは大変になってしまいます。

こちらに来てから2週間。
もう、誰にも甘噛みせずにサークルの中で
落ち着いていられるようになりました。
ここから、甘がみをしない心理
落ち着いていられる心理 を育てます。
「甘がみしなくなったからいいや」ではなく
その服従性の心理を大きくふくらまし、育てていきます。
これが、とっても大事なのです。

 

さむ~い夜

例のごとく、ジェイクくんのお迎は
主人と夜のうちに出発して 福島県に向かいました

そこで、ちょっと、ハプニングが。

高速を走って、走って
もうそろそろ、ガスを入れたいのに
パーキングとパーキングの間が非常に長い上に
スタンドがありません。
やっとたどり着いたパーキングのスタンドは
まだ、9時すぎだというのに もう、閉まっています・・・・・

そうこうしているうちに、待機するべくパーキングに到着してしまい・・・。
ガス節約のために、仕方なく、エンジンを切って、ヒーターなし。

ラブラドールのあずきとチワワのおはぎと主人とわたし。
みんなで、おだんご状態で朝まで眠りました。
う~っ!!さぶっ!!

まあ、生きていれば、いろんなことがあるよね~ っと
次の日も朝早くから、元気に仕事開始。
「ジェイク」くんを しつけ、育成のために
お預かりして、無事に埼玉に帰ってまいりました。

でも、私たち、いつまでも若くはないので
そろそろ いろいろな面で 気をつけた方がいいのかも・・・・。
主人いわく、「気持は18歳」なんですけれどね・・・。

by 森田雅子

posted by 森田誠 on 11月 7

犬の問題行動

よくあるご相談の一つに
犬を部屋に放すと、部屋中走り回り、
いたずら、飛びつき、体あたり、甘がみ、マウント行動
歩く人の脚にまとわりついて噛み付く
また、サークルやクレートに犬を入れると
ワンワン要求の雨嵐で困っていますというのがあります。

そういった飼い主様のお話をお聞きすると
9割以上の人が、自分のエゴで犬を管理しているのです。

つまり、かわいがりたいときにはいい子でいてほしい

お散歩もいい子で行ってほしい

お部屋の中でもいい子でいてほしい

自分たちが忙しいときは、サークルやクレートに閉じ込め
その時もいい子でいてほしい

僕はいつも思うんです。

三大原則 その2

犬はロボットやぬいぐるみじゃないんだと。

犬という動物は人間と同じ感情やストレスの反応をもち
心理も人間とまったく同じです。

さらに、自律神経についても人間とまったく同じ動物です。

こういった問題行動で悩む飼い主様は、一度自分の愛犬と
まったく同じ管理と生活をされてみると
犬の気持ちが少しは理解できるのではないかと僕は思います。

24時間のうち犬たちは何時間、クレートやサークルに
閉じ込められているのでしょう。

エネルギーやストレスを圧縮され、
都合のいいときはいい子にしていて、というのは虫のいい話で
犬のほとんどの問題行動を解決するには
動きたいという行動ニーズを満たせば簡単にできることです。

その子その子の行動ニーズの大きさは個々違いますが
朝2時間、夕方2時間、お散歩や運動で
満たしてあげれば、ほとんどの問題行動は解決されるのです。

ストレスやエネルギーを日々ためていく管理ではなく
一日単位で、動きたいという行動ニーズを満たして
リセットしてあげる。

そういう管理ができているからこそ
「お部屋の中ではおとなしくしていてね」
「飛びついたり、甘がみはだめよ」
という しつけをすることができる権利が発生するのです。

三大原則の2つめ  「犬の動きたいという行動ニーズを満たす」